
長野県に強い!みんなが選ぶ看護師転職サイトランキング > 看護師の転職の流れ ~面接・内定・退職編~
看護師の転職の流れ ~面接・内定・退職編~
転職活動の準備ができ、求人を見て、応募して書類審査がとおると、面接に進みます。
この記事では、転職の流れを大きく5つにわけた、①転職準備・情報収集、②求人確認、③応募、④面接、⑤条件交渉・内定・退職手続き、のうち、③④⑤について解説していきます。
③応募
転職活動の準備が整い応募したい企業が見つかったら、実際に応募しましょう。
このタイミングで履歴書や職務経歴書の作成も行う必要があります。
履歴書や職務経歴書の作成時における注意点は以下の通りです。
履歴書・職務経歴書を作る上での注意点は2つあります。
- 自分の経歴は正確に記入しましょう。間違っても、偽るようなことをしてはいけません
- 病院ごとに合わせて作り、使いまわしをするのは控えましょう
まず、自分の経歴は、正確に記入しましょう。
「大体このころだったよな・・・」といった職歴の記入の仕方や、自分の能力を過大に評価されかねない大げさな表現をいれるようなことはやめましょう。もちろん嘘は厳禁です。
嘘の申告や過大な表現で内定をもらえても、自分のスキル以上の仕事を任された結果やり遂げることができなくなり、すぐに退職してしまうパターンが多く見受けられます。
退職までいかなくても、キャパオーバーの状態で仕事を延々回し続けることが、転職の成功とはいえないでしょう。
患者の命を預かるという仕事柄、そういった状況で万が一事故が起きたりすると大変なことになります。
職場との信頼関係にも影響が出るでしょう。
また、履歴書・職務経歴書は、応募先ごとに必要とされている情報を記入するため、応募先ごとに作ることをお勧めします。
志望動機・自己PRの作成はとても重要ですが、ポイントとなるのは以下の3点です。
- 自分が理想とする看護師像
- その看護師像を実現できる環境が応募先にあることのアピール
- その環境が応募先の病院にだけあることを強調(他の病院にはない)
自分が考えている、「看護師はこうあるべき」「私はこんな看護師になりたい」というイメージ、そのイメージ通りの看護師に自分がなるために応募先への転職が必要だというアピール、そして、それを実現できるのは応募先で働くことだけ、ということを骨にして、その骨に肉付けするイメージで志望動機や自己PRを書いていきましょう。

なお、履歴書や職務経歴書を書く際には、他にも以下のような注意点があります。
退職理由はポジティブな書き方で
退職理由の伝え方には注意が必要です。退職理由はほとんどの応募先で聞かれますが、退職理由をマイナスな内容で書くのは控えましょう。
退職理由のとらえ方を変え、表現を考えることで、面接の際の印象はずいぶん変わります。
たとえば「夜勤が多く激務に耐えられなかったので夜勤のない職場に転職を考えた」場合であっても、「夜勤がない職場に移ることで生活リズムを安定させることができ、より仕事のパフォーマンスを上げて質の高い業務ができるようになると思い、転職を考えた」というようにとらえ方をかえて説明すると、ポジティブな理由で転職を考えている印象を与えるでしょう。
「~に不満があるからやめた」人よりも「こんなことをしたいから、前職をやめて御社で働きたい」と前向きに頑張ろうとする人のほうが、応募される側としても採用したいという意欲が高まるのではないでしょうか。
また、そのポジティブな理由の先に自分の理想とする看護師像があることを強調できるとよりベストです。
自己PRは応募先に求められるものを書く
自己PRの場合は、応募先の病院が求めていることのなかからPR項目を選びましょう。
雇用する側も、どんなに優れた人材であっても求めているスキルを持ち合わせていなければ、採用の方向で検討するのは難しいでしょう。
選ばれるためには、相手が求めているものをもっているという点のアピールが大切です。
④面接
書類選考が通れば、面接となります。
面接で気を付けることは様々なものがあります。
そのすべてに触れることはここではしませんが、そのなかでどうしても見落としがちな、入社予定日を聞かれた場合の対応について触れておきます。
面接で入社予定日を聞かれたときに気を付けるべきこと
面接で入社予定日を聞かれた場合の対応方法は、
- なるべく早い時期を伝え入社をアピールする
- 回答した入社可能時期に間に合うよう事前にスケジュールを調整しておく
といったものになります。
基本的には、入社意欲をアピールするためにも実現可能な最短の日にちを伝える良いでしょう。
しかし同時に、伝えた日時より大きくずれ込んでしまうことも避けるべきですので、自分が本当に就職できる日を把握しておきましょう。
転職活動中は、あらかじめすぐ退職できるように今の職場での段取りを組んでおく(ただし内定前に退職するのは控え、仕事に余裕を持たせるなどの対応をしておきましょう。)などの調整ができるとベストです。
病院は欠員補充をなるべく早いと思っており、一般的には3か月以上期間が空くような場合ですと内定を取り逃す可能性が大きく上がる傾向があります。
実現不可能な日にちをアピールしてとにかく内定を取ろうとするのは絶対NGですが、長くても3か月以内に設定することと、3か月以内に転職できるよう段取りを組んでおくことが重要です。
⑤条件交渉・内定・退職手続き
面接などの場で給与・勤務形態などの条件が掲示され、場合によっては交渉が必要になることもあります。
交渉は自分で行うことになりますが、自分が妥協できる部分とできない部分をしっかり分けて、妥協できない部分、つまり自分の転職の「軸」となっている部分は妥協しないようにしましょう。
「軸」の部分を妥協してしまうと、その転職は無意味な転職になってしまいます。せっかく頑張って転職しても、長く続かない可能性が高くなってしまいます。
どうしても軸の部分を妥協することを求められたら、その応募先とは縁がなかったと思って他の応募先を探しましょう。
大切なのは目の前の病院に転職することより、自分が転職でかなえたいことをかなえることです。
内定を目の前にするとどうしてもあらゆる部分を妥協しがちですが、「私を買ってくれる病院はきっとある!」という思いを持って、辞退することも時には必要です。
こういった部分がクリアでき、応募先病院の選考をクリアすれば、晴れて内定です。
この後は、いまの職場に退職を届け出て、自分の業務を確実かつスピーディーに引継ぎ、晴れて新しい職場での看護師生活の開始です。
転職活動で手に入れた新しい職場で、精いっぱい活躍しましょう。

転職サイトは面接に進んでからも大活躍
ここまで、転職活動のうち応募以降の流れを説明しました。
活動内容は慣れないものばかりで、特に条件交渉を一人で進めるのは大変かもしれません。
こういったときのためにも、転職サイトの利用がおすすめなのです。
多くの転職サイトでは、利用者が自分の希望を伝えると、担当者が代理で交渉を行ってくれます。
魅力的な求人を見つけるだけでなく、有利な条件を勝ち取るためにも、転職サイトは最大限有効活用しましょう。